基本は病気の予防です!

悪くなってから治療をしても当然歯と歯肉は健康な状態と比べると弱くなっています。

米谷歯科の予防歯科について

いわゆる1次予防が重要になります。虫歯も歯周病も細菌と汚れ(プラック)が主な原因になりますが、細菌をお口の中から完全に除去することは難しいため、定期的に普段磨きにくい所を医院でクリーニングしていくことが大切です。

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また、虫歯予防にはフッ素の使用が有効です。当院では患者さんに定期的にお口とお顔の写真を撮影させていただき、治療計画立案や定期検診時に比較検討が行えるようにしています。皆さんのお役に立つ情報を選んで随時提供させていただいています。

痛くなってからの治療より定期検診で悪くしないようにすることが賢い歯科医院のかかり方だということは皆さんお分かりの事と思います。(下にある内容をご覧ください)

予防の分類

一次予防とは、一言でいうなら病気にならないようにすることです。ジョギングや体重管理は、いくつかの病気を同時に予防します。インフルエンザや麻疹の予防接種は特定の病気だけを予防するものです(特殊予防)。また上下水道の整備やゴミ収集事業などの社会的取り組みも一次予防の例です。

二次予防は病気の早期発見・早期治療のことです。一次予防との違いは、自覚症状はないもののすでに病気になりつつある点です。二次予防の代表例としてほ健康診断やがん検診が挙げられます。

三次予防は、患者本人も病気を自覚しすでに治療も始まっている段階で、その病気の合併症なり後遺症なりを予防すること、あるいは合併症・後遺症による被害を最小限に食い止めることです。たとえばリハピリテーションがこれに当たります。 このうち一次予防については、疾病のリスクファクターとの関連が重要になります。喫煙と肺がんの関係や喫煙と虚血性心疾患の関係など、さまざまな疫学研究が行われてきました。

感染症は、単一のリスクファクターから生じると考えられます。対して、生活習慣病(成人病)は複数のリスクファクターが絡みあって生じます。

歯の寿命

繰り返しの治療は歯の寿命を短くする可能性があります!
しっかりした治療、正しいハミガキ、定期検診が大切です。

歯の寿命

年代別・歯科医院のかかり方と残存歯数

このデータをよくご覧ください!

健康な歯と歯肉

高3カリエスフリー

虫歯・歯周病の危険度の検査

 

お勧めの検査です!(検査料¥2000)※小学生以上が対象

 

フッ素でむし歯予防1

フッ素とはどんなもの?

フッ素(元素記号F)は、塩素やヨウ素などと同じハロゲン族元素の一つです。化合力が非常に強く、身の回りにある土や水、草や木などの植物、いろいろな動物はもちろんのこと、人間の身体にも例外なくフッ素は含まれています。私たちは、毎日食べ物や飲み物からフッ素を身体にとりいれています。フッ素は、人間の身体、特に歯や骨を丈夫にする有益な元素です。1日に必要なフッ素は、成人では、1日あたり3-4ミリグラムとされています。毎日の食べ物や飲み物からとる量では、むし歯を予防するのに不十分です。そこで、なんらかの形でフッ素を補う必要があるのです。

どうしてフッ素でむし歯がふせげるのでしょうか

フッ素を歯に作用させると、歯の表面から取り込まれ、歯の結晶(アパタイト)の一部になります。フッ素を含んだ歯の結晶は、普通の歯の結晶よりも丈夫になり、むし歯菌の出す酸に対してより強くなります。

ですからフッ素を適切に使うと、歯の表面が強くなり、むし歯になるのを防ぎます。また、歯のエナメル質のまわりにフッ素があると一度脱灰した部分の再石灰化を促進し、エナメル質の補修がなされます。最近の研究では、この再石灰化促進の方がむし歯予防効果としては大きいとされています。

フッ素の安全性は?

安全性で問題になるのは、飲み込むフッ素の量です。危険とされる量は、体重60kgの大人で300ミリグラム・体重10kgのこどもで50ミリグラム・フッ素を添加した水を1日1リットル飲むと、約1ミリグラムのフッ素を飲み込む事になります。

フッ素塗布では、せいぜい2ミリグラム、フッ素洗口では、お茶1ー2杯に含まれる量と同じです。

このように口の中に残る量は、危険とされる数値とかけ離れており、世界保健機構や国際歯科連盟をはじめ、日本においても厚生省や文部省、日本歯科医師会などがむし歯予防にフッ素を使うことを推奨しています。

フッ素でむし歯予防2

フッ素でむし歯予防

フッ素でむし歯予防